11月18日(土) 防災教育体験学習(地域交流)
4年前の台風災害時に本校が初めて避難所として開設されました。
一時的な避難所開設でしたが、運営側の不慣れと避難してきた方々の不安で現場は相当混乱しました。
次の避難所開設に備え、少しでも避難所運営側のお手伝いができればと、「災害時に中学生は何ができるのか」をテーマとした防災体験学習としました。
よりリアルな避難所開設をイメージして、この日は地元自治会の皆さんと一緒に訓練を行い、ダンボールベッド作りと非常食の試食を行いました。
箱の中に芯材をいれたダンボール箱は想像以上に頑丈で、生徒が数人同時にのってもつぶれませんでした。
また、お湯が確保できない状態を想定した水で戻したアルファ米のわかめご飯は、恐る恐る口に入れたほとんどの人が「思ったより食べられる」「夏ならこちらの方がおいしいかも」と肯定的な感想を述べていました。
非常時に慌てずに行動するための事前体験を、地域の方と一緒に交流しながら訓練できたことはとても大きな成果でした。